Chinachu, Plex Media Server, Mediawiki, NUT(UPS接続操作) をあげてるくらいの大したことをしていない自宅サーバのUbuntuをアップグレードしてみた。
アップグレード自体は、お決まりの do-release-upgrade をコンソールから叩いただけ、30分もかからず再起動。
元々大したことやっていなかったのでその後の対処も楽だったけど、一応詰まったところメモ。
- PT3ドライバ → そもそもkernel上がってるので入れ直しだが、Linux 4.4ベースになってるので昔のそのままではコンパイル通らず。修正されたソースを取ってくる必要有。
- PHP → 7.0になって必要なパッケージ入れ直し。nginxでfpmソケット指定も変更。
- vsftpd → utf8なファイル名の文字化け防止にそれっぽい設定が必要になった。
- Plex Media Server → ディレクトリ名にあるスペース文字のエスケープ指定があかんよとsystemd様が怒ってらっしゃった。レシピ書くのめんどくせーなーと思ったけど、パッケージ入れ直したらよろしくやってくれた様子で立ち上がった。
- Mediawiki → 基本的には問題なかったが、MobileFrontend extensionが怒ってらっしゃった。debuglog吐かせて、最終的には php7.0-xml が足りなかったらしい。
最後に、nginxを今まで入れてたPPAのやつ消して、公式パッケージを入れ直し。これで、TLS-ALPNを使ったHTTP/2接続ができるようになった!
↑実はこれがやりたくて、OpenSSL 1.0.2が必要になり、Ubuntuをカッとなって上げたんだ。