自宅PCの仮想環境化(ハードウェア編)


若かりし頃は複数のPCを家に積んでてそれぞれの用途に組み上げていたものだけど、最近は組むのもめんどくさいからBTOだし、前回の引っ越しの際にPCはWindows7マシン1台にして、そこで色々動かすようにしてた。その結果…自宅PCの使い方も変わり、使う端末は基本タブレットでPC環境要るときだけRDP、艦これ用環境のWindowsをVMWare Playerで動かして別にRDP、PT2でAKB関連番組録画をし、ちょっと前まではFlashやらHLSやらでライブストリーミングなんかもやってて、さらにはIISでWebサーバやらFTPサーバやら動かしてたり。PCリソース上は問題ないんだけど、結局Windows7がホストOSになってるので色々な環境をひとまとめにするのは結構無茶なところがあるし、OS再インストールは環境再構築が大変でおいそれと出来ないし、かといってPC増やす気はなかった。
で結論として、Skylake合わせのPC新調の時には仮想環境を作ろうと決心し実行したので、今更ながらの俺メモ。

今回の仮想環境はWindowsとLinuxを共存させることを前提に計画していたので、仮想環境をVMWareのESXiで組むことにした。
ESXiを使う、特にPCIパススルーを使うとなると、実は結果的には環境構築のほとんどがハードウェアの選定によるものだった。最終的に組みあがったものはESXiで動作確認を取るまでに、全部で2週間くらいかかってるw

  • PC: Sycom Silent-Master Pro Z170-Mini
    • CPU: Intel Core i7-6700
    • M/B: ASRock Z170M Pro4S
    • GPU: Intel HD530 (onboard)
    • NIC: Intel I219-V (onboard)
    • AUDIO: Realtek HD audio (onboard)
    • MEM: 16GB
    • SSD: Crucial CT250MX200SSD1
  • 追加したデバイス
    • USB-MEM: Transcend TS32GJF700E
    • HDD: WD30EZRX-1TBP
    • Tuner: Earthsoft PT3 rev.A
    • OptDrive: LG BH14NS48
    • GPU: ASUS HD5450-SL-HM1GD3-L-V2
    • PCI-USB: 変換名人 USB3.0 PCI-Eカード (No.7551)
  • おまけ
    • Speaker: サンワサプライ MM-SPU6BK
    • USB DAC: FOSTEX ボリュームコントローラー PC100USB
    • KeyBoard: Logicool MK240S
    • KeyBoard: REALFORCE 91UBK
  • 最終的に使わなかったもの
    • GPU: 玄人志向 RH5450-LE1GB/D3/HS
    • NIC: Intel PRO/1000 CT

PCはいつもお世話になってるサイコムさん、Skylake発売直後に静音PCのメニューに加わったのでこれをチョイス。今から考えるとPCIスロット使いまくったので、ミドルタワーでもよかった。
VT-dを使えるかがPCIパススルーでは肝になるが、変態Asrockさん(←褒めてます)は毎度BIOSメニューにあるだろうと思って迷わずチョイス。USBメモリにESXi、SSDに各仮想マシンのOS、HDDに録画TSを置く。
チューナーより下で追加したデバイスは、パススルーして仮想マシンで使うことを前提にチョイス。特にGPUとUSBボードはESXiのパススルーとの相性が結構あるので、実績あるものにした。BDドライブはiTunesでCD吸い取る用、GPUパススルーしたうえでパススルーしたUSBボードにキーボードとマウスを繋ぐことで、Windowsマシンを直接操作できるようにした。USBポートをパススルーすると、iPhoneをiTunesで同期するのにも悩まなくて済むようになる。
おまけその1、ESXi 6.0U1bでも未だにオンボードの蟹オーディオを認識してくれないので、音出すのにUSB DACあればいいよなと思って追加。音質には拘らないので、音量ツマミとヘッドホン端子がほしかった結果のチョイス。したものの、動画を数分見てるとすぐデバイスが切れるという現象の切り分け過程でお役御免。素直にUSB DAC機能に優れたボリュームコントローラー+昔から使ってるBOSEのスピーカーを置きなおした。
おまけその2、RealforceのPS/2版にUSB変換をかまして長年使っていたものの、一回USB認識にへまると以降WindowsでOS再起動するまでずっとデバイス認識してくれない感じだったので、諦めて新しいのを購入。テンキー無し、できればワイヤレス、変態じゃない日本語配列、で選んだらこうなった。このサイズにしてはちゃんとピッチもあり案外静かで確かにコストパフォーマンスが良い。くしたLogicoolのは半年もしないうちにF4キーが死亡したので、結局RealforceのUSB版を買いなおす。

使わなかったものその1、玄人志向のGPUは最初にパススルーで使おうと思って買ってみたら画面映らなくて、結構な時間を切り分けに使った結果初期不良だったというオチ。ヒートシンクが意外にでかくて1.5スロット分とってしまうので、あとから考えると初期不良でよかったかもw
PCIeのNICは、ESXi 6.0 U1当時公式e1000eドライバではオンボードNICを認識してくれなかったので家に転がってたこれを追加してた。今は公式ドライバでI219-Vも認識できるのでお役御免。


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