長い長いフリの果てにやるゲームがMHW!PS4でもやってるじゃん!というのは置いといて。
MHWのSTEAM版を仮想環境でやっている方の情報があまりなかったので、それなりに普通にプレイできる環境出来ましたよということを発信してみる。
MHWで詰まった処の解決策を書いてはいるものの、MHWに限らず仮想環境でSTEAMのゲームをプレイする方にはそのまま参考になる内容になってるはず。
何はともあれPCでゲームをするのに重要なのはGPUパワーなので、仮想環境上のWindowsマシンでGPUパススルーする設定。とはいえこれは前からやっていて、設定方法をTwitterでまんま呟いていた。積み込んだGPUがでかくなっただけ。
STEAMのインストールやら、ゲームの購入やらは仮想であろうと全く変わらないので割愛。
MHWのオプション設定はPS4と操作感を同じにしたかったので、自動納刀オフ/決定ボタン入れ替え/ショートカット押し込み/ガンナーの納刀誤爆用にダッシュ操作変更/グラフィックは最高画質からボリューム描画品質オフ位。PS4と同じようにBRAVIAに繋いでやる前提なので、fpsは最高60にしておいた。(どうせPC用のディスプレイでも144非対応だし)
ということでプレイ開始…が、すぐにカク付く。ちょっと重そうな画像処理が入ると途端にfps落ちてオープニングムービーすら音声に対して映像が盛大に遅れる始末。
GPUパワーやらSSDのスピードはカタログスペック的にも実際のモニタリングでも全然余裕なのに…と思って色々パフォーマンスチャートを見てると、なんかCPUが100%張り付いてるし、そもそも2コアしか見えてない!?仮想マシンの設定を見直したら、ソケットだけやたら増えてたので、Windows10での上限に引っ掛かってた模様(多分筐体のコア数増えたのに合わせて仮想側も増やそうとしたときの設定ミス)。1ソケット6コアにした。
映像と音声が盛大にずれることはなくなったが、それでもまだなんかところどころでガクんとfpsが落ちて、そのたび操作が一瞬遅れる。なんか割り込みが入ってるような挙動だなーと感じてまだCPUにボトルネックがあるんじゃないかと思い、CPUを占有できないかと探したところ、CPUアフィニティってまんまな設定発見。物理6コアを占有させて、残り2コアを他の仮想マシンで共有するようにした。

この設定でようやくfpsの落ち込みは無くなり、試行錯誤したものの快適プレイになった。
ちなみに6コア占有割り当てでCPU利用率は目測50%以上の時が多い。多分バーストだともっと出ていて、恐らく4コアだと厳しい。後から調べたら、MHWはPCゲームの中でもクッソCPU食うらしい。この辺がカッとなって買ったが故の事前調査不足…w
実際にMHWをプレイしている時のPCリソースを見てると、前述の通りCPUをクッソ食うのが一番目に入るけど、GPUも最高画質のおかげで温度上昇が激しい。エフェクト激しいところでは、ファン100%回しても温度は70度超えな時もある。とはいえ普段からファンを回していては煩いので、ファンコントロールとモニタリングを両立させるのにMSI Afterburnerを使ってる(うちのGPUだと何故かβ版使わないとオンスクリーンディスプレイでのオーバーレイ表示されなかったのでそのままβ版使い続けてる)。
55度まではファンを回さないようにして(自動コントロールでもその辺まではファン回らなかったのでそれに倣った)急角度でファン回転数を上げ、60度以上ではずっと100%回るようにした。オンスクリーンディスプレイはGPU温度/ファン回転速度/CPU利用率/fpsをチマっとまとめて表示させてこんな感じで落ち着いた。
